ある日突然、我が家のポストに入っていた1枚の紙。
それが、長くて不安な「漏水トラブル」の始まりでした。
今回は、水道検針員さんのファインプレーによる漏水発覚から、業者の手配、15万円の修繕工事が完了するまでの2週間のリアルな体験談をお届けします。
「急に水道代が高くなった」
「見えないところで水漏れしているかも」
とお悩みの方の参考になれば幸いです。
突然の「漏水のお知らせ」!水道メーターを確認してみると…
私が住んでいる自治体では、2か月に1度、水道の検針があります。
ある日、検針に来られた方が「いつもより水道料金が高いので、漏水の可能性があります」と、親切にお知らせの紙をポストに入れておいてくださいました。
慌てて水道代を確認すると、なんといつもの約2倍の水道使用量になっていました。
すぐに市の担当課へ電話をして住所を伝えると、我が家の水道メーターの場所を教えてもらえました。
駐車場近くにある「量水器」と書かれた鉄製の長方形のフタを開け、丸くて青いキャップを外すと、そこにメーターがありました。
家の中の水をすべて止めているにもかかわらず、メーターの中の小さなコマ(パイロット)がくるくると動き続けています。
これで「家のどこかで漏水している」ことは確定です。
見えない水漏れ!修理は「指定給水装置工事事業者」が安心
家の中の水回りをひととおり確認してみましたが、水が流れ出ている様子も、シューッという音も全く確認できません。
素人の私にはどうすることもできないため、専門業者さんに調査へ来ていただくことにしました。
業者選びの参考にしたのは、地元の役所がウェブサイト等でまとめている「指定給水装置工事事業者一覧」です。

自治体の指定を受けている業者さんなら、安心して依頼できます。
早速、最寄りの事業所へ連絡しましたが、調査に来てもらえるのはなんと「4日後」。
漏水し続けている水道代が気になって仕方ありませんでしたが、ぐっと4日間我慢しました。
調査結果は?床下ではなく壁や床下の「見えない配管」トラブル
4日後、ついに業者さんが到着。
キッチンと洗面所の床下を念入りに調査してもらいましたが、直接的な漏水箇所はすぐには見当たらなかったようです。
そこで、家の間取り図のコピーをお渡ししたところ、「湯沸かし器から洗面所にかけての配管のどこかで漏水している可能性が高い」と丁寧に説明してくださいました。
既存の配管を修理するのは難しいため、新しい配管ルートを作る工事が必要とのこと。
- お風呂場の壁に穴を開け、混合栓に直接配管する
- 洗面台に直接配管する
これらの工事を伴うため、「後日、改めて見積書をお持ちします」ということになりました。
漏水を止めるには、まだしばらく時間がかかるようです。
見積り額は約15万円!工事完了までまさかの2週間
調査から2日後、見積書が届きました。 提示された見積り額は約15万円。
決して安い金額ではありませんが、一刻も早く漏水を止めてほしいため、迷わずすぐに「工事をお願いします」と連絡しました。
しかし、実際に工事に来てもらえるのは、さらに1週間先とのこと。
結果的に、漏水が発覚してから丸2週間、ずっと水が漏れっぱなしの状態を過ごすことになりました。
いざ修繕工事!5時間半におよぶ「配管新設」の全貌
待ちに待った工事の日。
朝8時頃に作業員の方が2名で来られ、工事が完了したのは午後1時半頃。
なんと5時間半もかかる大掛かりな作業になりました。
実際の工事内容は、既存のバルブ修繕ではなく「湯沸かし器からの新しい配管ルートの構築」です。
1. 湯沸かし器周辺の作業

まずは、湯沸かし器の下の既存バルブがカットされました。



新しいバルブと配管は、建物の外壁づたいにしっかりと取り付けられました。
2. キッチン・洗面所への新しいルート


建物の外壁にドリルで穴を開け、キッチンへとつながるルートが新しく作られました。

さらに、洗面台の横にも穴を開け、洗面所の水栓と直接つながれました。
3. お風呂場への配管


上記とは別に、外壁に穴を開けて、お風呂場の混合水栓に直接バルブをつなぐルートも新設されました。
お風呂場の下(床下)を経由しないルートに変更することで、今後の見えない漏水リスクにも対策が施されました。
漏水ストップでようやく安心!
すべての配管工事が終わり、家の中の水を止めてメーターを確認すると……
あんなに回り続けていたパイロットがピタッと止まりました!
これでようやく、2週間にわたる漏水トラブルが完全解決しました。
目に見えない場所での漏水は、本当に精神的にも金銭的にも負担が大きいです。